ぽけどころ

ポケモンについて深く考える

対カビグロスサンダー型カビグロスサンダー派生案

「カビグロスサンダー」とは、高種族値ポケモンで物理特殊タイプともにバランスのとれた第三世代を代表する構築の一つです。

型の豊富なカビゴン、こだわりハチマキ、ラムのみ、せんせいのつめのどれを持たせても強いメタグロス、特殊受け破壊やバトンタッチ、何ならハチマキドリルくちばしやいばみがでも強いサンダー、この三体でのサイクルは非常に安定しており、どのようなパーティに対しても腐るポケモンがいないため、だいたい安定してサイクルを回すことができ人気の高い構築となってます。

この構築を使う上で当然意識するべきことは対カビグロスサンダー構築であり、いかに相手にマウントをとるかを構築段階で考える必要があります。

 

考え方として2点あると私は考えています。

①いかにサイクルでダメージレースに勝つか

②どこでサイクルを破壊するか

当たり前のことではありますがこの2点は対戦において非常に重要な点だと思います。

 

この2点を重視したうえで従来のカビグロスサンダーを崩し、対カビグロスサンダー用にアレンジした構築案がこちら

カビゴン@たべのこし

いじっぱり 0-252-192-0-4-60

のしかかり/じしん/まもる/ほえる

グロス引きタイミングにじしんを押すことができ、安定行動としてのしかかり、カビゴンのじばくやメタグロスのだいばくはつのタイミングに合わせてまもるを押していける型。対のろいカビゴンに対してはサイクル2週目からはのろいタイミングに合わせて吠えるも押していけるので非常に強そう。なにより遺伝技がいらない。

メタグロス@ラムのみ

いじっぱり 0-252-0-0-4-252

コメットパンチ/じしん/だいばくはつ/どくどく

単純な話、かなり物理耐久に振っているサンダーの受けを許したくないからどくどくを採用。サンダーがあと投げされるタイミングでどくどくを入れて、こちらはカビゴンに引くサイクルを1週目はしたいです。二週目からは読まれるので状況をよく見て判断。何より特殊技を使わないので殿堂入り後のダイゴの家のダンバルを固定乱数すれば孵化より楽に手に入る。

・サンダー@カゴのみ

ひかえめ 164-0-248-0-0-96

10まんボルト/ねむる/きんぞくおん/めざめるパワー氷

Sは最速70族抜き調整(メタグロスキノガッサなど)が流行っているのでそれを抜く調整。カビゴンの受け出しタイミングで脳死きんぞくおんを打って役割破壊をしていきたいが、メタグロス居座りが非常に怖い。ねむるを搭載することにより、従来のサンダーよりも場持ちがよくなると考えたけど、実際どうかは知らない。結局のところハチマキグロス脳死コメパンでAをあげてきたり急所に当たったら終わり。たぶんくどオフなら似たような型をレンタルできる(人任せ)。

 

以上、従来のカビグロスサンダーを少しいじって若干有利に進めたいお話でした。