第5回くどオフ後期シングル使用構築「進研ゼミで見たところだ!構築」
こんにちは、第5回くどオフに行ってきました!
今回は本気でパーティを考えていたのでちょっと結果が振るわなかったのは悲しかったですが、まあ最後まで決勝リーグ出場争いができて良かったです。
今回使ったパーティは
ライコウは流石に厳選産ですが、それ以外はすべて理想個体となっております。
~ポケモンの型紹介~
・ラティアス@オボンのみ
性格:ひかえめ
個体値:31-x-31-30-31-30
実数値:177-x-111-162-151-153
技構成:サイコキネシス/れいとうビーム/めいそう/めざめるパワー(炎70)
調整:準速100族抜き、耐久面が厳しいラティオスよりもラティアスのほうがこの構築に合うので採用、今回のMVP
・ライコウ@たべのこし
性格:せっかち
個体値:24-x-24-24-27-30
実数値:165-x-82-163-119-180
技構成:10まんボルト/どくどく/まもる/みがわり
調整:Sは最速110族抜き調整、いわゆるノイコウ
・カビゴン@せんせいのつめ
性格:いじっぱり
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:235-178-112-x-130-55
調整:Sは無振りソーナンス抜き抜き調整(ヌオーと同速)、カビゴン対面で上を取りたいので若干Sに振っている
・メタグロス@ピントレンズ
性格:陽気
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:156-187-150-x-110-134
技構成:コメットパンチ/じしん/だいばくはつ/リフレクター
調整:最速、上からリフレクターを張ってメタグロスなどに対してラティアスの後出しを可能にできる
・キノガッサ@カムラのみ
性格:陽気
個体値:31-31-30-x-30-31
実数値:135-182-100-x-80-134
技構成:キノコのほうし/きあいパンチ/みがわり/めざめるパワー(霊70)
調整:普通の型、しいて言うなら身代わりを4回撃てるようにHPを4nにあえてしていない
・ヌケニン@ラムのみ
性格:せっかち
個体値:x-31-x-x-x-31
実数値:1-142-x-x-x-101
技構成:シャドーボール/あやしいひかり/どくどく/まもる
調整:とにかく見せポケ、最悪妖しい光を交代先に入れて裏から不安定ではあるがあと投げを可能にしてくれる良ポケ
~進研ゼミで見たところだ!構築とは????~
「進研ゼミで見たところだ!構築」とは下の画像の通り、通信教材の案内などによくついてくる決まり文句である「〇〇でやったところだ」というセリフをオマージュして、オフ会中に私がふと「このパーティ進研ゼミでみたところだ!」と発してしまったことに由来します。そのとき見たパーティは「カビグロスサンダーゲンガーラティ構築」であり、とどのつまり「進研ゼミで見たところだ!構築」とは「カビグロスサンダーゲンガーラティ構築」をメタった構築です。
今回のパーティコンセプトは「いかにカビグロスサンダーゲンガーラティ+@1の構築に安定して戦えるか」を課題として組みました。
まあしかし5体の対策を3体で行うのはなかなか難しくこちら側も選出を縛られるので、相手の@1枠によってはかなり厳しくなってしまうところが問題点でした。そこで考えたのは相手の選出を誘導することです。
パーティにラティアスとライコウの特殊2枠を入れることで相手の特殊受枠であるカビゴンの選出をほぼ強制しながら、キノガッサを入れることにより相手のカビゴン以外のS70族以下のポケモンの選出(特に初手)を抑制しました。これによりこちらが一番やられたくない初手カビゴンorメタグロスという選出をほぼ抑制する効果が得られます。またヌケニンを入れておくことにより相手に有効打を持っているポケモンを最低でも1枠は選出させることを強制できます。
ラティアスを先発で出すことができればラティオスorサンダー対面なられいとうビーム、ゲンガーならサイコキネシスorめざめるパワー炎、カビゴンならカビゴン引き→ばくれつパンチでサイクルを回し、メタグロスを初手に出されてしまった場合はめざめるパワー炎を1回撃ってコメットパンチを受けメタグロスを削ります(ただしハチマキメタグロスのコメットパンチは低乱数1なので注意が必要)。これでカビグロスサンダーゲンガーラティ5体のポケモンに初手で安定の行動ができると考えました。
こちらのカビゴンはラティアスに対して受け出ししてきたカビゴンに対してあと投げします。Bにかなり厚く振っているのでカビゴンに投げてもある程度は安定します。あとはばくれつパンチを見せて相手に交代を強制させます。
またラティアスに対してメタグロスを投げてきた場合は相手のラス1を考え、めざ炎を撃って対面で処理するかサイクルを回すか考えます。こちらのラス枠にメタグロスやヌケニンがいるならこれらに交代して、いないのであれば対面で処理するのがいいと思います。
あとは相手の選出を予想しながらパーティを回せるといいです。特に相手のラス1枠を予想するときはS70以上であったりヌケニンに対しての有効打を持っているポケモンお可能性が高いので、そこらへんを考えると予想しやすいと思います。
~オフで分かった点~
良い点
・ラティアスのオボンのみはほとんどすべての場面で確定数をずらし、それにより勝てた試合もあった 。
・相手に私が考えていた通りの選出をさせることができた
・ライコウが刺さる場面が多々あった
悪い点
・ライコウの厳選難易度が高い
・相手のポケモン(特にカビグロス)がシャドーボールを持ってるようにしか見えず、選出できなかった
・ばくれつパンチがあたらない()
・ピントレンズが息してない(粉のほうがいい)
~感想~
パーティの完成度としては高い方だと思いました。今回結果を残すことができなかったのは私がこのパーティの使い方を完全に理解しきれていなかったことが1番の原因であると思います。
つまりこの構築はまだ進研ゼミで見た構築であって、やった構築でなかったのが敗因です。だれかこの問題の答案を作ってくれると嬉しいです。
ではまた次回のくどオフで会いましょう。
カクレオンキノガッサ構築
お久しぶりです。最近寒いですね。そんな時にはカクレオンキノガッサ構築!!
まずはこの動画を見てくれ!!(音が出ないのは仕様です、各自想像してください)
形としては
「キノガッサより早いポケモンにカクレオンがトリックで強制ギプスを持たせる→キノガッサで起点にする」
という至ってシンプルな構築ですね!!
カクレオンは特防が高いポケモンなので動画のサンダーや、ラティ、ライコウといったポケモンたちを起点にできます。すごい!!
トリックで相手の持ち物はカクレオンが持つことになるので、ラムのみやカゴのみといった木の実を持っていた場合は、きのこのほうしを無効にされることなく確実に決められます!!
この構築の難点は単純に決めるのが難しいという点でしょう。
動画では華麗に交換読みを決めていますが、実際はそうはいかないと思います。HAに努力値を振ってサイクルに組み込んで隙を伺うのが本来の使い方になると思います。
最後に、複数催眠に気を付けましょう!!
第4回くどオフ使用構築 ~レジガラギャラグロッシング構築~
構築記事の書き方なんて知らないので適当に書きます。
追記)怖い人に実数値とか載せろと言われたので載せました。
〇ガラガラ@太い骨
性格:陽気
実数値:167-128-130-*-100-77
努力値:252-220-0-0-0-36
特性:石頭
技:骨ブーメラン/捨て身タックル/岩雪崩/剣の舞
パーティのエースとして採用(したが、選出率は低かった)。麻痺状態のポケモンを上から岩雪崩でまひるみするのが目的だったが、実際そんなにうまくいくことはなかった。
Sの調整先は4振り補正なしハピナス抜き調整。
〇ギャラドス@やわらかい砂
性格:陽気
実数値:171-177-100-*-120-145
努力値:4-252-4-0-0-248
特性:威嚇
技:電磁波/竜の舞/めざ飛/地震
唯一浮いているポケモン。威嚇と電磁波を撒けるので採用。電磁波から竜舞で無限の勝ち筋を作れるポケモン(の予定だったが、実際に地震を撃つ機会はほとんどなかった)。
〇レジアイス@カゴの実
性格:控えめ
実数値:187-*-108-167-221-65
努力値:252-0-0-252-4-0
特性:クリアボディ
技:電磁波/冷凍ビーム/雷/眠る
今回最も選出したポケモン。電磁波を撒くのが目的ではあるが、スイクン、サンダー、エアームドあたりに圧力をかけていけるため採用。サイクル戦において電磁波がメタグロスに入る場面がたくさんあり、サイクルを回していくにつれ雷の蓄積ダメージでメタグロスを倒すようなことが多かった。
初期SEED:0x0、22226Fの個体で、B6S20という妥協具合。
もう少し待機すればもっといい個体がいるはずなのでそちらを使うことをお勧めする。
〇ヘルガー@木炭
性格:臆病
実数値:151-*-70-162-100-161
努力値:4-0-0-252-0-252
特性:早起き
技:鬼火/噛み砕く/追い討ち/大文字
私が使うのには向いていなかったポケモン。サイクル戦においては役立たずだったのでここは別のポケモンにするべきだった。
おそらく貰い火の方が強いが、一応キノガッサ対策として今回は早起きで採用した。
〇メタグロス@拘りハチマキ
性格:意地っ張り
実数値:156-205-150-*-110-122
努力値:4-252-0-0-0-252
特性:クリアボディ
通常通りの強さを誇る安心と信頼のメタグロス。正直私が使いこなせていなかった感が漂う結果となり少々悔しいところ。メタグロス対面になった時の行動が難しかった。地震を撃てばいいわけでないところが難しいところ。
今後ハチマキグロスの活躍の機会はどんどん減っていく気がするので、今後この個体を使うことはほとんどないと思われる。
〇ソーナンス@フィラの実
性格:呑気
実数値:265-*-121-*-110-37
努力値:各自で計算!!
特性:影踏み
技:アンコール/カウンター/ミラーコート/道連れ
ナンスを選出されないためのナンス。適当な個体を流用。選出機会は一度もなし。
ギャラドスやレジアイスで麻痺を入れて、ガラガラでまひるみしながら全抜きを狙う構築だったが、このパーティは地面タイプ、特にラグラージが重すぎた。ヘルガーの枠をもっと別のポケモンにするべきだった。また、ガラガラ自身もサイクルに組み込みたい場面があったので、捨て身タックルのところをのしかかりなどにするといいかもしれない。
ほとんどの試合で選出をほとんど読めていたので、負けたのは単純にプレイングとパーティの欠陥のが原因であると思っている。特にハチマキメタグロスが圧力をかけられない場面が多く見られた。
しかし本来の狙いである麻痺を撒くことはほとんどの試合で成功しているため最後まで価値筋を残すプレイングはできた。(麻痺は正義)
メタグロスをほとんど選出されていたのは、やはりこのパーティにそれといった物理受けがいないことが原因だろう。特に電気タイプがいないのは少々問題かもしれない。
初手レジアイスvsエアームドの対面が何度かあり、エアームド→メタグロスの交換に合わせて電磁波を全試合で入れられて実際そこのムーブが強かったと思う。レジアイスが
メタグロスを抜けるというだけでサイクル戦において1サイクルごとに雷をメタグロスに入れられるためかなりの圧力をかけられた。
三世代でのトリックについての考察
3世代でのトリック
四世代以降に登場したこだわりスカーフメガネや黒い鉄球などトリックで相手に押し付けることで相手の動きを制限するアイテムが三世代には少ない
具体的に挙げると、こだわりハチマキと強制ギプス、あえて挙げるとすれば混乱味(フィラ)のみであろう。そんな少ないアイテムプール環境下でのトリック採用は正直難しいというのが今の結論である。というのも、有効に使えるポケモンの選択肢が限られているからだ。とりあえずトリックを覚えるポケモン別に考察をしていきたいと思う。
第一前提として、トリックの仕様を一部記載する
・ハチマキトリックによって技が固定される技は、トリックが決まったあとに相手が出した技になる
・強制ギプスを持っているポケモンは素早さが1/2となる
・身代り状態の相手には失敗する
・相手もしくは自分が持ち物を持っていない場合でも成功する(お互いに持っていなかった場合は失敗)
・状態異常のポケモンに状態異常回復実が渡るとそのターンの終わりに回復する
また、ここでは以下の判断基準?を設けて考察している
・ハチマキトリックに向いているのは、AとSが高い、もしくはAが高い高耐久力ポケモン
・ギプストリックに向いているのはSが遅い高耐久ポケモン
・ここではドーブルについては考察しない
【レベルアップでトリックを覚えるポケモン】
三世代で2体しかいないレベルアップでトリックを習得できる育成に優しいトリッカーその1。またトリックを習得できるポケモンの中でも最速を誇る。しかしトリッカーとしての運用は難しい。むしろ普通に殴っていた方が早い
三世代で2体しかいないレベルアップでトリックを習得できる育成に優しいトリッカーその2。A種族値が45と低く、ハチマキトリックが選択肢に入らなく、エスパー単タイプ故の不遇さ、またタイプ一致技が特殊なので思ったより火力が出ないかもしれない。S種族値は90なのでギプストリックも視野に一応入れられるかどうか怪しいところ
【タマゴ技でトリックを覚えるポケモン】
・オオタチ
三世代の誇る優秀なトリッカー。種族値は低めだがビジュアルがいいのでぜひ使ってほしい(切実)。A種族値は76であり物理であるすてみタックルをタイプ一致で撃てることを考えると本来やりたいハチマキトリックができる数少ないポケモン。S種族値は90なのでギプストリックはオススメできない
三世代の誇る優秀なトリッカー。オオタチとほとんど同じとなるが、こちらには腹太鼓神速や身代りチイラじたばたと多様な型が存在するため、トリッカーとしての運用は裏択になり読まれにくいというメリットが存在する。A種族値は70なのでオオタチに比べると多少火力は落ちるが充分ハチマキトリックができる(ただしすてみタックルは教え技)。S種族値は激戦区の100。
ザコ
A種族値は73、S 種族値は85とそこだけ見たら普通に便利そうなポケモン。蛍火バトンが有名なのでトリックはマッスグマ同様裏択となり読まれにくい。バトンタッチをピン差しするのもありだと個人的には思う。タイプ一致シグナルビームを撃てレベルアップで電光石火をとすてみタックルを覚えられるが、トリックを使用する以上孵化がだるい。
正直ネタ。オオタチマッスグマの遺伝経路に使いましょう(ドーブルでいい)。どうせ性格値乱数の時に使うよね?
正直1番トリックを使いこなせそうなポケモン。A種族値は90、D種族値は120、S種族値は40と高耐久物理ポケモンなのでハチマキトリックに非常に向いている。HDに振ると補正あり252ラティオスのサイキネを2耐えするポテンシャルを持っていたりする。ハチマキトリックで運用すると、Aもオオタチより高いため相手に高圧力をかけられる。3世代の速いポケモンには特殊が若干多いため動きやすい。ゆえにギプストリックで運用するとサンダースゲンガーラティサンダー辺りの速い特殊ポケモンのSを下げられる。また特性変色によりトリッキーなトリッカーとしてトリックな技を取り扱ってくれるトリック界隈の裏ボス。個人的に推したい←ここ重要!
以上のことから挙げられるトリッカーとしてのランク付けは
===越えられない壁===
であると考えている。
また考慮しないといけない点として
・仮想敵(どういう動きをしていくか)
・相応のプレイングスキルが要求されること
がある。
オオタチとマッスグマを差別化していく上で大事なのは、オオタチにできることはほとんどマッスグマでもできるということだ。つまり(今のところ)オオタチを使うメリットは薄い。しかし、オオタチの方がA種族値が6も高くそこら辺のヘナチョコ耐久のカビゴンなら無補正A252オボン込みで確定2発にできる
11〇2さんの使用していたあるカビゴンに関しては食べ残し考慮でオオタチが確定2発取れるところをマッスグマだと乱数になるため、差別化できないと言いきれない(まあそんなこと言い出したらキリがないのだが)。
また仮想敵に関しては各々考えがあると思うので任せる(めんどくさい)。
最後にプレイングスキルだが、正直これには向き不向きと対戦慣れが関わってくると思っている。三世代という閉鎖空間でそもそも対戦慣れという言葉が成り立つのかは怪しいが、環境に慣れていき、「このカビゴンはシャドボ持ってそうだからカクレオン出してすてみタックル撃って負担をかけよう」といった思考、また「スイクンにハチマキトリックしたら機能停止するやんざまぁwwww」とか「バルビートのS種族値をご存知でない!?」などの煽りスキルを鍛えることは大変重要だと思う。
『トリッカーを使う者は己もトリッカーでなければならない』
トリックを成功させるにはプレイングスキルも大切だが、煽りスキルやくちプスキルも併用することで相手のメンタルブレイクを狙うことも大切だろう。6/18に開かれたカラオケ三世代オフでトリックオオタチによる被害者が3人に増えた。きっと彼は今頃オオタチ対策を薄い本を読みながら考えている頃だろう。しかもyoutubeにその様子が投稿されるらしい。
これからもトリッカー被害を増やしていきたい。