ポケモンGO PvP対戦における基本的思考
お元気ですか?私は元気です。
前記事にてポケモンGOの対戦は運ゲー()みたいな話をしており、実際運要素が強いのですが、基本的なところからいろいろと考察してみました。
レイドバトルorジムバトルとの違い
ポケモンGOにはサービス開始直後から存在するジムバトルと、2017年の夏あたりに実装されたレイドバトルが以前から存在しており、タップして攻撃するといったシンプルなゲームシステムとなっていました。ポケモンGOの対人戦(以降「PvP」)においてもそのシステムは変わらず大変なじみやすいゲームシステムとなってましたが、前者とは違う点がいくつか存在するので紹介します。
〇基本システム
ジムバトルやレイドバトルにおいて使用できるポケモン数は無限、勝利条件は相手を倒すことで敗北条件は時間切れでしたが、PvPにおいては使用できるポケモンは3体、勝利条件は相手のポケモンをすべて倒すことで、また敗北条件は手持ちポケモンがすべて倒されることとなり、本来のポケモン対戦に近い形となりました。
〇シールドの重要性
PvPでは1試合に2回まで相手のゲージ技(下技、溜め技などともいわれている)を防ぐことができるシールドが使用できます。これにより、本来なら不利な対面であっても多少ならごり押しが可能となったり、シールドを対戦の最後の詰めとして残しておくといった戦術が取れるようになり、ジムバトルやレイドバトルといったただタップするゲームとは違う「考察、戦略ゲーム」というポケモン本来の面が強く出たなと個人的には感じました。
〇技の重要性
ジムバトルやレイドバトルでは通常技(上技など)は時間当たりのダメージ量が大きくかつ弱点がつけるものが優先されていましたが、PvPにおいてはゲージ技を通していくことが基本戦術となっているので、時間当たりのダメージ量よりも連射感覚が短い方が強いとされています。
ゲージ技には名前の通りゲージが存在し、そのゲージの本数(1~3本)によって威力とゲージの撃てる速さ(以降「ゲージ速度」)が変わっています。
・ゲージ1技
火力はあるけどゲージ速度は遅いです。ジムバトルやレイドバトルなどのシールドシステムが存在せず、単純に時間当たりのダメージ量が重視されたためにゲージ1技が優先されていました。例)カイオーガのハイドロポンプ、バンギラスのストーンエッジ
・ゲージ2技
ゲージ1技より火力は劣るもののある程度のゲージ速度があります。ポケモンによってはこちらのほうが優先されることも多いです。例)メタグロスのコメットパンチ、フシギバナのハードプラント
・ゲージ3技
火力が低い代わりにゲージ速度が速いです。対人戦においてはこれを搭載することによりシールド削り要員として使うことができます。シールド削りとはは相手のシールドをなるべくローコストで削っていくという戦術であり、この考え方の登場によりポケモンGOでの対戦が複雑化していきました。
〇選出の重要性
ジムバトルやレイドバトルでは相手の選出順番やレイドボスの内容が先に開示されていたために有利なポケモンのみを使用できましたが、PvPでは互いのポケモン情報は基本的に完全秘匿されているので選出内容が重要となりました。またポケモンの交換にクール時間(交換した後にしばらく交換できなくなる)が設けられたことにより、先発でのゲームメイクが非常に大切なゲームシステムとなっています(不利対面になって交代しても相手も交代してくるため不利対面であることは変わりないというひどいゲーム欠陥)。この点がPvPの運ゲーポイントであり、あまりにも大きすぎる欠陥だと思っています。
個人的PvP解釈
PvPにおいて考えなければならないことは大きく分けて3つあると私は考えています。
①タイプバランス
相手の選出ポケモンがわからないのでよりたくさんのポケモンに対応できるような構築を組むことが重要です。「相手のメタグロスがとまらない~~~」といったことはなるべく避けたいです。
②先発性能
先発は特に大切なので、なるべく弱点が少なくかつ技範囲が広いポケモンを置くと安定します。初手が響いて負けるといった試合をなるべく少なくしていきたいです。
③パーティコンセプトの意識
ポケモンごとの役割を意識したパーティや起点を作って後ろのポケモンで倒していくといった、ポケモンごとの特徴をしっかりと理解し活かしていけるパーティを作れると面白い対戦ができるようになると思います。
最後に
個人的な考察をメモしてみました。いかがだったでしょうか?前記事でディスってしまったので若干罪滅ぼし的な意味のある記事となりましたね。
リーグについての話はあえてしませんでした。これからは基本的に一番バランスの取れているスーパーリーグのお話をメインにしていくと思います。ではでは~