ポケナビ確認法 ~孵化乱数性格値編~(改訂版)
この記事は
ポケナビ確認法 ~孵化乱数性格値編~ - ぽけどころ
の訂正記事です。ツールの使用によって変更点がいくつか生まれたので、書き直しました。
経緯
きっかけはただのふとした疑問でした。
卵ができるタイミングでポケナビがかかってきた場合、優先されるのはどっちなのだろうか
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) September 30, 2018
どっちかが先に処理されてその次の乱数を使用して次の処理をするのであれば確実に成功しそう
この一言から紆余曲折
エミュ見る限りでは卵生成→ポケナビ処理っぽい
— 夜綱 (@sub_827) September 30, 2018
というところまでわかり、最終的にはポケナビをかけてくるひとの名前から孵化乱数の成功の成否を確認できるところまで至ったことを報告いたします。
成功しました。
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) September 30, 2018
再現性も問題ないと思われますが、一応検証します。 pic.twitter.com/zOAXHwwM2h
再現性を確認できました。
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) September 30, 2018
というわけで色固定の時に失敗しても、新しく預け直したり歩数を数え直したりする必要性は無くなりました。
ちょっとだけですけど、また3世代乱数調整が進歩しましたね。(もう既に誰かやってそう。) pic.twitter.com/nx8kp2Tsfw
いえい!
メリット
この方法にはいくつかの大きな利点があります。
・パッチールは使いません。2度手間にならないです。
・SEEDセーブをする必要が無いので、誤ってセーブをしない限り失敗してもポケモンを預けなおす必要はありません。すぐにやり直せるしゴールドスプレーを節約できます。
・RSでID調整して孵化すれば、エメラルドのSIDを知らなくても一応色違いの孵化はできます。
・実際に孵化するのは最少1回、最多でも数回なので孵化歩数の多いポケモンでもあまり気にならないです。
やり方
注意:ここから先の内容はある程度3世代乱数の知識があることを前提として記述している場所が多々あります。BV保存などわからないことがあった場合は調べてみましょう!ps.最新版ツールと差分が違います。readmeを熟読してください。
①準備
・電池切れエメラルド(電池ありは未検証)
・色違いにしたいポケモンを孵化する環境
・殿堂入りしてBV保存ができる状態にしておく(色違いにするだけならここは無視で)
・ポケナビにある程度の人数を登録しておく(40~64くらい?多いに越したことはない)
・特性「ひらいしん」のポケモンを用意する。ラクライやサイホーンがおすすめ。
・ゴールドスプレー数本
・ほのおのからだorマグマのよろいを覚えたポケモン(マグマッグなど)
・3gensearch(もしくはEMegg。作者様のブログがすでにないので各自検索して!)
②流れ
1.育て屋ばあさん(ポケモンを預ける場所)から5歩離れた場所でゴールドスプレーを使用。
2.そのまま5歩歩いて育て屋に孵化したいポケモンが生まれるようにポケモンを預けます。
3.育て屋をでて、ゴールドスプレーを使い切るまで走り回ります。
この状態から歩かないでね。
4.使い切ったらサイユウシティリーグ側に空を飛ぶで移動し,、特性がひらいしんのポケモンを先頭にしてそのまま歩かないでセーブをしましょう。
5.電源を切りツールを使って目標を定める。ツールは夜綱さんのイタ電ツールを使用。
6.狙いたい性格や特性のポケモンを見極めてその個体が出るFを探します。
例として
7318F 差分:48 性格値:3ac6d2deの個体を狙っていきます。
まずイタ電ツールの性格値タブを開き、情報を入力して「計算」ボタンをクリックします。範囲は前後300Fくらいあると最初は安全です。差分は20以上で、なるべく小さくない方が良くて30以上は欲しいです。それ以下だとちょっと複雑な消費方法が絡む場合が発生します。
そしたらこのように結果が出るはずです。
この結果から何が読み取れるかというと、電源をつけて7318Fにいるときに10歩目を歩けばポケモンレンジャーのマナミ
からポケナビがかかってくるというわけです。
そして、「なぜそうなるか?」が今回の乱数調整の目玉ですね。
目を付けたのはポケナビの発生判定でした。
ゲーム開始及びマップ移動でポケナビが受信可能なマップに移動したのち10歩目で判定。
— 夜綱 (@sub_827) March 17, 2017
R % 10 < 3(先頭が避雷針の場合6)なら受信。
何が言いたいかというと、卵の生成条件である255歩目とポケナビのエントリーコール発生条件である起動してから10歩目を重複させることで、卵の発生有無からポケナビの処理までを連続して行え、さらにイタ電主の名前から卵の中身を逆算することができるようになりました。謎の5歩はこのための調整ですね。考えた人すごい。
(もしこの段階でエントリーコールがかかって来ないFを狙う場合、周りのFの人の名前から判断するしかないので若干難易度が上がりますが、やることはあまり変わりません。)
7.待機時間をタイマーにセット、人によってラグは違うので各自事前に調査しておくとスムーズにいきます。セットしたら起動と同時にタイマースタート。
操作可能になったら即下に9マス移動し即メニュー画面を開きます。(即開くのはマップでの謎消費を防ぐため。約2000Fで1回程度消費されます。後に説明する差分に影響するので気をつけてね。)
ここから差分を消費していきます。
普段のゲームセンターとは若干違います。謎の屋外処理のせいで計算方法が変わっています。
まず差分(例では48)から20(マップにラティアスorラティオスが徘徊している場合は21)を引きます。
残りを下記の方法で消費します。
A.図鑑、ポケモン、バッグなどメニュー画面から開けるものを開いて閉じる:+3
B.Aをやった後にメニュー画面を閉じる:+1
C:エントリーコールをする:不定、調査中
主にこの3つの方法があります。例の場合だとこのROMにはラティはもう居ないので、消費する分は48-20=28となります。バッグを開く×9の後にメニューを閉じてちょうど28ですね。
消費が終わったらタイマーが切れるタイミングまでメニュー画面で下キーを入力しながら待機です。いつもの乱数調整っぽいですね。
8.タイマーが切れると同時にBボタンを入力し続けます。このとき一歩走ってエントリーコールがかかってきたらかけてきたトレーナーの名前をメモして7に戻ります。このとき目標のFの人(例の場合だとサイキッカーのカオル)から電話がかかってきていたら10番に進みます※。また狙っているFがエントリーコールのかかってこないFの場合、着信がなく、かつ卵が生成されていた場合10番に進みます。違う場合は7~8の作業を数回繰り返して2~3人メモしたら9へ。もし同じトレーナーばかりからエントリーコールがかかってきたり、まったくかかってこないという場合は待機時間を数Fずらしてやってみるといいと思います。
※.エリートトレーナーのユウスケのみエントリーコールをかけてこないバグがあるので、注意が必要です。タマゴの生成に影響はないので、着信なしと読み替えてください。
9.複数人メモしたら、そのトレーナーたちが固まっている場所をツールの「めだたせる」ボタンを使って探します。
私の場合こうなりました。
結構近い場所を引いてました。そしたらタイマーを10F早くして7番~8番を繰り返し、目的のトレーナーがかけてくるまで調整します。
もし見つからない場合は範囲を広げてみるか一度孵化して性格とトレーナー名で括り付けて探してみるといいと思います。最悪パッチールで判断できます(はいメリット一つ消えたー!)。
(実は実機でDSliteを用いて検証していたとき、謎消費が多々入った場所で意外と特定困難でした。SPでは謎消費は確認してないです。やったね。)
10.目的の人からエントリーコールがかかってきた場合、ほぼ成功です。キンセツシティに飛び卵ができてるか確認しましょう。できていた場合はほぼ成功とみて間違いないのでセーブしてもらってかまいません。卵ができていない場合の大半は上記画像の21~22Fのような同じトレーナーからかかてくるけど卵の生成はできていたりいなかったりするFを狙っていると思われるので、待機時間を1F早くしてみるといいです。
11.育て屋から受け取り無事色違いだった場合、お疲れさまでした。成功です。もし色違い出なかった場合はどこかで間違えているのでもう一度チャレンジしてみるか、パッチールを用いるかわたしへリプライなど送っていただければ相談に乗ります。
最後に
この方法、回数こなしてなれることでどんどん楽になるので、最初は時間がかかっても最終的には色固定に10分くらいしかかからないなんてこともよくあります。
エントリーコールを一度しか聞かずに固定します。慣れてくればこんなもん。
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) October 3, 2018
ほらね pic.twitter.com/cisj8a6h1v
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) October 3, 2018
こんな感じでできるようになります。待機時間とか性格ごとにメモを取っておくと、あとで楽になるかもしれませんね。
本来はここで記事が終わるはずだったのですが、馬鹿なのか天才なのかよくわからない人が
個体値の方も無理やりこの方法の応用で出来たりしませんかね
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) October 1, 2018
9歩目で爺さんに話しかけて、待機終了と同時に移動ボタン押しながらB
— こいし/元たいやき (@koishi_556514) October 1, 2018
とかつぶやいてしまったせい?でポケナビを用いた個体値孵化乱数が可能になりました。
こちらはちょっと難易度というか運ゲー要素が絡むので大変かもしれません。(主にmethodずれのせい)。
というわけで次回ポケナビ確認法 ~孵化乱数個体値編~をお楽しみに!!
なるべく早く記事上げます。つらい;;
BV保存の概要と応用、SEEDの基本的概要
はじめに
ゲーム起動からエンカウントまでの時間によって生成されるポケモンが変わる「エメループ」。今日でもよく耳にする第三世代の乱数の特徴ですね。その正体は、エメラルドの初期SEEDが0x0で固定されていることにあります。
しかし「エメループ」という単語を今日使用するのは、はっきり言って不適といえるでしょう。その理由のうちの一つが今回説明する「BV再生による特定SEED※の呼び出し現象」、つまるところ「BV法」です。
※SEED・・・RNGによって生成された乱数値。乱数調整は基本的にこのSEED(現在SEED)を確認しながら目標個体の出現するSEED(目標SEED)まで「消費」を行うことをいう。
BV法とは
BV保存法程度であれば、乱数調整をかじったことのある人なら耳にしたことがあるかもしれません。先ほど述べたように、本来エメラルドでは初期SEEDが0x0で固定されているため、目標の個体によっては数時間~数か月の長時間待機が強いられることがよくあります。そのため、例えば固定シンボル乱数で臆病の理想個体(A抜け5V)を入手するとなると、目標SEEDまで105404007消費(約20日。3世代では基本的に1消費/F。)する必要があります。
1回の試行でこれだけの時間がかかってしまうと、どうしても成功までに時間がかかってしまいます(長時間待機をするほど不定消費が挟まり、難易度も上がります)。これを解決してくれたのが「BV保存法」なわけです。
BV保存法とは、その名の通り「BVを保存する」ことですが、この際保存した戦闘の開始時のSEEDを保存しています。そしてBVを再生すると保存したSEEDを呼び出し、これはBVを終了しても元に戻らず、そのSEEDから新たに乱数を生成し始めます。これが「BV再生による特定SEEDの呼び出し現象」、つまり「BV法」です。これを利用することで、1試行ごとの目標個体までの待機時間をぐんと減らすことができます。
具体的な使用方法
先ほどの臆病理想個体を例に説明してみます。BV保存法を用いることで、105404007待機を複数回に分けて待機することができます。例えば非戦闘状態で約24時間待機した場合、消費数は
約24×60×60×60=5184000[消費]
となります。そして、その状態でバトルフロンティアなどで対戦を行い、BV保存を行うと、その戦闘開始時のSEEDを保存することができます。その状態でBVを再生すると初期SEED0x0から約5184000消費を行った状態からスタートすることができるわけです。
その状態からまた待機してBVを保存すると、そのSEEDから改めて消費を行うことができます。(あくまで保存しているのはSEEDであり、消費数、待機時間ではないので注意してください。例外があります。)
これを繰り返すことで、目標のSEEDに近づけていき、ある程度近づくことができたらいよいよ個体乱数です。「BV再生→待機→エンカウント」を繰り返すことで短いスパンで乱数調整を行うことができます。
BVの仕組み
BVがどのようにして対戦を再現しているのかを考えれば、このBV法の正体もとい原因がわかります。
先ほども述べたように、BVには対戦開始時のSEEDが保存されています。また、エメラルドの対人戦及びバトルフロンティア戦(BVが撮れる対戦全般)では対戦中の描画消費(本来1Fごとに行われる消費)が止まり、ポケモンが行動するたびに基本的に4消費(命中率、威力乱数、急所、追加効果)が行われています。そのため、対戦開始SEEDとお互いのポケモンの使用した技内容さえわかれば、その試合を簡単に再現することができるわけです。これがBVの仕組みというわけですね。
だからBVを再生すると、対戦開始時のSEEDを呼び出すわけです。
TIDSEED
先ほど「例外がある」と述べたので、その例外のうちの1つであるTIDSEEDついて説明します。
「TIDSEED」といきなり言ってもよくわからないといますが、「TID」と「SEED」の2単語に分けられるということはさすがにわかると思います。「TID」とは「トレーナーID、表ID」のことで、トレーナーカードに書いてある5桁(SM、USMからは6桁)の番号のことを指しています。「TIDSEED」とはつまり、トレーナーIDのSEEDです。
エメラルドでは、トレーナーネーム決定時にTimer1※の値が決定します。その後その値を初期SEEDとして乱数を更新していきます。先ほどから何回も述べているように、エメラルドの初期SEEDは通常0x0固定ですが、例外として最初から始めた場合のみこのように初期SEEDが変化します。この特殊な初期SEEDのことを一般的に「TIDSEED」と呼びます。
例)自分の表IDが65535の場合、TIDSEEDは0xFFFF
つまりTimer1の値(結果的にTID(表ID))を初期SEEDとしたものをTIDSEEDといいます。そして、このSEEDから生成されたSEEDもBV保存することができるわけです。
※Timer1・・・超高速で値が更新されており、後に自分のTID(表ID)となる内部値。
TIDSEEDをBV保存するメリット
従来のBV法では、結局1回は長時間待機を行わないといけないという欠点がありますが、TIDSEEDを利用すればその1回の長時間待機すら短くすることが可能です。臆病理想個体のために20日待機するくらいなら、TIDSEEDを利用した方が早いです。なるべく目標SEEDまでの消費数が少ないSEEDになるTimer1を厳選しましょう。
BV保存によって保存されているSEEDから生成されたSEEDを他のROMと共有する方法
BV保存は対人戦でも可能なため、BV保存法によって保存されているSEED(以後BVSEED)から生成されたSEEDをROM間で共有することができます。
第三世代の対人戦では1P側の現在SEEDが対戦で反映され対戦が開始します。これを利用し、共有したいSEEDを少消費で生成できるBVSEEDを保存しているBVを所持しているROMを1Pとして対戦を行い、対戦終了後にBVを保存することで1P側のBVSEEDからある程度消費されたSEEDを共有することができます(BVSEEDをそのまま複製するわけではない)。
ここまで読んでわけわからない人向け解説
環状のすごろく(モノポリー的な)を想像してください。(図に書いてみるとわかりやすいかも)
まず、すごろくのマスがSEEDみたいなものです。スタート地点を初期SEED、自分のいるマスが現在SEEDで、行きたい場所が目標SEEDです。そして自分のいる場所から行きたいマスまでのマスの数を消費数といいます。この消費は3世代では待機することによって基本的に行われています。
すごろくは基本的にスタート地点から行きたいマスを目指すものですよね。エメラルドではスタート地点は0x0というマスで基本的に固定されています。
すごろくを途中でやめた場合、次やるとき基本的にまた最初から始めますよね?その場合、また行きたいマスまでたくさん進まないといけません。しかし、BV保存を行うことで中断前のマスからスタートすることができます。
TIDSEEDはすごろくのスタート地点をそもそも変えることができます。TIDを厳選し、なるべく行きたいマスに近いところから始めることで、簡単にたどり着くことができます。
※この解釈は正確には正しくない部分があります。あくまでなんとなく把握する程度でお願いします。
バトルチューブの仕組み
前置き
お久しぶりです。
早速ですが、先日このような動画をyoutubeに上げました。
バトルチューブの7部屋すべて素通りする乱数調整動画です。今回はこちらの解説をしながら仕組みについても触れていきます。ちなみに調査は2年以上前に夜綱さんにやってもらいました。
処理
・部屋決定タイミングについて
まず部屋には大きく分けて2つ存在します。大広間にてメイド?が示す(〇〇の部屋から~)「ヒント部屋」とそれ以外の「非ヒント部屋」です(2つあるけど両方とも同じ結果になる)。そしてこの2種類の部屋の種類や内容決定タイミングは違います。
大広間に入った後約200消費の間にヒント部屋の位置(左右中央どれか)と部屋の種類(素通り部屋や状態異常部屋など)が決まります。但し一番最初の部屋のみ「ゲームスタート」というメッセージ後約291消費の間に決まっています。その後ヒント部屋に入った後約20消費(厳密には若干少ないと思われる)の間に内容(トレーナーやポケモンなど)が決まります。
それに対し非ヒント部屋は、非ヒント部屋に入った後約20消費の間に部屋の種類、内容が一気に決まります。ヒント部屋が2回に分けて決まるのに対し、非ヒント部屋は1回ですべて決まるといった感じです。
・部屋の種類計算について
部屋の種類はヒント部屋、非ヒント部屋で若干変わり、また手持ちのポケモンの種類によっても変わってきます。具体的な説明は省きますが、要は手持ちが全快の時に回復部屋は出現しなかったり、手持ちが1体の時は回復部屋が出やすかったり、また非ヒント部屋でのみ強トレーナー部屋が出たりといった具合ですね。また、非ヒント部屋ではメイド?のメッセージによっても部屋の種類が変わるので、要チェックです。
そして手持ちの状態に応じてこういった計算が行われます。
部屋の種類=R(n)modM
R(n):乱数値、M:その時取りうる部屋の種類の総数、mod:余剰(R÷Mのあまり)
例えば手持ちが全快の時に出る部屋の総数は6種類なのでMの値は6ですね。意外と簡単な処理です。まあここら辺はツールが計算してくれるので、乱数調整したいだけならあまり気にしなくてもいいと思います(理解していた方がいい)。
具体的な手順
というわけで実際の手順を解説していきます。今回は可能な限りトレーナーと戦わないことを目標とします(つまり動画のやつ)。
また、ここからは夜綱さんのツールを使用します。ツールの使い方は「使い方.txt」に書いてあるので熟読の方お願いします。
ツールDLはこちらから
・安定して「素通り部屋」を引ける場所を探す
こちらも先ほどの計算式で順番に計算していけばいいのですが、手動はだるいので計算ツールを使います。「連続するとこ計算するやつ.exe」ファイルを使って検索してください。
計算結果がいくつか出ると思うので、1つずつ「Tube.exe」で調べてよさげな場所を探します。80399Fあたりがよさそうだったので、動画ではそこを狙っています。
・BVの準備
バトルチューブ内で特定SEEDを何度も狙う方が楽なので、BV保存を行います。BV保存についてはここでは解説しません。各自調べてください。BVを閉じてから部屋に入るまで6秒程度かかるので、ある程度猶予が残るようにBV保存を行います。保存したらさっそくバトルチューブに行きます。
・BVに保存されているSEEDの大まかな把握方法
BVに保存されているSEEDを確認する方法はいくつかありますが、バトルチューブ内で実際に調べた方がより確実なのでその方法を解説します。「トレーナー計算.exe」を用いて、BVを見てから任意時間待機し引いたトレーナー名からBVに保存されているSEEDを逆算します。この際シングルバトルや強トレーナーバトルだとかなり検索候補が出て大変なので、ダブルバトルで行いましょう。このツールはあくまでリスト作成ツールなので、トレーナー名でワード検索をかけると楽だと思います。
・実際にやってみて微調整を行う
実際にBVを見てから目標の部屋を狙ってみて、そこのズレからタイマーを調整します。ここら辺は回数こなす内に正確な待機時間に調整できると思います。がんばれ!
コツなど
・用意するタイマーはヒント部屋用、非ヒント部屋でメッセージが「人の気配」「懐かしい雰囲気」の時用の計3つ用意しました。完全に戦わないこと前提です。
・最初の部屋はあえて乱数調整してません。わざわざヒント部屋を乱数調整する必要もないのかもしれない。
・なるべくタイマーを正確に止められるように別の乱数調整で練習するといいかもしれない。何度も乱数調整をする羽目になるので、慣れていないと難しいかも。
後書き
とりあえず記事に起こしてみました。そこまで複雑な乱数ではないので皆さんぜひ試してRTA等に役立ててください。youtubeに動画投稿してもいいのよw流行らせていけ!
第3世代で用意しておきたいポケモン
はじめに
第3世代で育成するうえで、どのポケモンがいた方がいいのかといった質問をいくつか受けたので記事にします。
野生乱数要員
技:あまいかおり/そらをとぶ/+@2
野生乱数で重宝するポケモン。ドーブルでも代用可能ですが、調達が楽というメリットがあります。
孵化乱数要員
技:あくび/いわくだき/かいりき/+@1
孵化歩数を減らす上で必須なポケモン。あまり戦闘向きではないので技はあまり気にしなくてもいいかも?
・バクーダ
技:あなをほる/いわくだき/かいりき/
マグカルゴと同じ孵化歩数減少要員。ドンメルではだめなので若干調達が大変だけど、じわれを覚えるので何かの事故でトレーナーと当たっても何とかなるよ。だいばくはつを覚えさせてハピナスボム要員にするのもあり!!
今やポケナビ乱数をするうえで必須なひらいしん持ちのなかで一番速いポケモン。広い技範囲で野生ポケモンやトレーナーを一掃してくれる。電磁波で簡単な捕獲要員にもできるのがよい点です。かみくだくは遺伝技なので注意!
技:なみのり/あなをほる/+@2
ライボルト同様ポケナビ乱数用のポケモン。差別点としては波乗りが使える点が一番大きいですね。普段使いするのであれば、こちらの方がフィールド技を多く覚えるのでお勧めです。
秘密基地でポケモンなぎ倒す要員
・ミュウorドーブル
秘密基地で努力値を振るのであれば絶対に持っておきたいポケモン。理想はミュウだけど、持っていない人はドーブルでも可能(ただしだいばくはつを覚えさせるのが大変)。基本的に1体いれば問題ない。
技:だいばくはつ/かいりき/いわくだき/+@1
ハピナスボムをするうえで必須な大爆発要員。レベル技でだいばくはつを覚え、かつ攻撃種族値が高いので採用しやすいのがよい。素早さに努力値を振っておかないとハピナスに抜かれてしまうかもしれないので注意!
四天王周回要員
・カイオーガ@おまもりこばん
圧倒的破壊力で脳死四天王周回が可能、楽しい。とくこうに下降補正が入ってなければ個体値すら気にしなくて問題なさそうなのがいい。努力値はとくこうとすばやさに252振り。乱数が簡単かつおすすめ個体は初期SEED0x0 79680消費の個体。頑張れば臆病5vも可能だよ。
捕獲要員
・ドーブル
技:キノコのほうし/みねうち/+@2
伝説ポケモンのオシャボ捕獲とかをしたいのであれば、相手に合わせて後ろ2つの技を変えるのがよいと思います。私は用意していません。
随時追加予定...
秘密基地に置くポケモンの候補
はじめに
最近第3世代で育成する人が若干増えてきた気がするので、「秘密基地に置いておくと効率よく育成できるよ」ってポケモン達を紹介します。
秘密基地の基礎
設置できる秘密基地の数は最大20個で、その内19個がレコードを混ぜることにより別ROMから持ってきた基地、1個が自作した基地となっています。なので、実質19個しか育成用の基地は作成できません。
ひとつの秘密基地に置けるポケモンの数は6匹で、その内容はレコードを混ぜた時の手持ちポケモンが反映されます。
おすすめポケモン
【努力値】
〇HP
・プクリンLv.5(HP+3)
技:しんぴのまもり
入手方法:3番道路で出現するプリンLv.5を捕獲し、つきのいしでプクリンに進化させる。
〇こうげき
・ダーテングLv.14(こうげき+3)
技:せいちょう
入手方法:タネボーをLv.14でコノハナに進化させ、リーフのいしでダーテングに進化させる。
〇ぼうぎょ
・ニョロボンLv.20(ぼうぎょ+3)
技:あまごい
入手方法:ニビシティの池ですごい釣り竿を使用してニョロゾLv.20を捕獲し、みずのいしでニョロボンに進化させる。
技:どろあそびorじばく
入手方法:イシツブテをLv.25でゴローンに進化させ、通信交換でゴローニャに進化させる。
〇とくこう
・アゲハントLv.10(とくこう+3)
技:しんぴのまもり
・サーナイトLv.30(とくこう+3)
技:おきみやげ
入手方法:おきみやげを遺伝させたラルトスをLv20でキルリアに進化させ、Lv.30でサーナイトに進化させる。
・ラティオスLv.40(とくこう+3)
技:おきみやげ
入手方法:徘徊しているラティオスを捕獲する。(夢幻のチケット産ラティオスはLv.50)
〇とくぼう
・ヤドキングLv.5(とくぼう+3)
技:しんぴのまもり
入手方法:孵化したヤドンLv.5におうじゃのしるしを持たせて通信交換する。
・ドクケイルLv.10(とくぼう+3)
技:いとをはくorにほんばれ
〇すばやさ
・ライチュウLv.3(すばやさ+3)
技:しっぽをふる
入手方法:トキワのもりでピカチュウLv.3を捕獲し、かみなりのいしでライチュウに進化させる。
【その他】
〇けいけんち
・ハピナスLv.100(HP+2)
技:しんぴのまもりorしっぽをふる
入手方法:ラッキーを懐かせて進化させ、Lv.100にする(マッハ海流がおすすめ)。
〇めざパ確認用
・カクレオンLv.不問(とくぼう+1)
技:しっぽをふる
入手方法:119or120番道路で出現するカクレオンを捕獲する。
参考までに...
・基本1つの秘密基地で努力値を最大で72{3(基本の努力値)×2(ポケルス)×2(きょうせいギプス)×6(ポケモンの数)}振ることができます。252振りたい場合は、72×3+36(きょうせいギプスなし)で振るのがおすすめです。
・努力値を振る際に、なるべく低レベルポケモンでそろえた方がレベルオーバーの危険性が減ります。特に夢幻のチケット産のラティアスラティオスはLv.50で出現するため、レベルアップが許されないので経験値調整が必須になってます。
・ハピナス基地でレベリングする際は、ハピナスを大爆発等自爆技で倒すことで経験値を多く得ることができます。(詳しくはギャラボムで検索)